エグモントホイスコーレン
日本人障がい者向け「自立コース」のご案内
エグモントホイスコーレンとは
エグモント・ホイスコーレンは、デンマークで発祥したフォルケホイスコーレンの一つで18 歳以上の成人を対象とした寄宿制のフリースクールです。 今日、デンマーク全国にフォルケホイスコーレンが約80 校ありますが、その中でもエグモント・ホイスコーレンは障がいのある生徒と障がいのない生徒が共同生活をして学ぶとてもユニークな学校です。
フォルケホイスコーレンで学ぶということは、一つの共同体への参加を意味します。 ここでは、多くの若者との共同生活を通して共通の体験を分かち合い、生徒は自分のアイデンティティを形成し、一人の人間として成長していくことが求められています。

エグモント・ホイスコーレンの基本的な価値観は次の3つの概念に集約されます
尊厳 連帯 自己決定
エグモント・ホイスコーレンは、次のことを主張します
1.すべての人は、よき人生を実現するための最善の条件を選ぶことができ、そして選ぶであろうということ
2.多様な人生と可能性を持つ人々は、協同を通してよい社会を作ることができること
3.知識と熱心な取り組みと人生経験の交換は、人生と社会の取り組みに新しい可能性を与えること
4.障がいのある人が、完全で対等な参加をする権利がある共同体であること
5.この共同体のメンバーは、利己主義より連帯を選び、より余裕があるものが、余裕があまりないものに分かち合うことをよしとすること


学校概要(2007年8月現在)
学校名 エグモントホイスコーレン
発足 1956年
生徒数:約130名(2007年度)
含日本人生徒(毎年平均6~10名)
職員数:約70名(教員、事務員、厨房、ケア職員、用務員を含む)
※日本人教員 1名

エグモントホイスコーレン ホームページ (デンマーク語・英語)
http://www.egmont-hs.dk/

「よき人生、とは」
私たちは、よき人生を実現することを求めています。よき人生とは、自分の人生を自ら決定し、社会的に価値ある活動を通して、一人の人間として全うすることです。  デンマークでは、障がいの有無に関わらず、人間にとって「自立」(自律)は人生目標である「よき人生」を実現するための重要な事柄として考えられています ここで「自立」とは自分自身の人生を自ら決定し、社会の中で、すべての人がお互いに依存し、頼られながら、育まれていくものとして捉えられています。。 デンマークの社会では、一人ひとりが異なったユニークで尊厳ある存在であり、それ故にお互いに尊重することをよしとされています。また、ここでは自分と他者との「対等」な関係と連帯のもとで社会を形成し、オープンな対話を基盤とした実践としての民主主義を実現することに努力がなされています。


「自立コース」の概要

日本人障がい者向け「自立コース」の背景
1.) 国際化と障がいのある人々の教育
市場経済の拡張に伴ったグローパル化の波の下に、人権尊重と民主主義の政治的要求が世界的に広がっています。さらに「障がい者」分野においては、国連を通して自立と社会参加という要求が打ち出されています。
この国際的傾向を踏まえて、エグモント・ホイスコーレンでは、「障がい者」運動の「デンマークモデル」の紹介のために、デンマーク「障がい者」団体連合会(DSI)と連携協力して、アフリカ諸国、ネパール、フィリピンなどの開発途上国の「障がい者」団体のリーダーを対象とした5ヶ月の研修コースをすでに実行しています。

2.) 日本人クラス
さらにエグモント・ホイスコーレンは、1997 年以降、日本の教育・福祉学生および従事者を対象とした「福祉クラス」で毎年5?10 人程度の少人数教育を行っています。
日本人障がい者向け「自立コース」
エグモントでは、これらの展開を背景に、2006 年度から障がいをもった日本の若者向け「自立コース」を新たにスタートします。
この「自立コース」は、自立の問題と、価値ある活動を通して、いかに社会参加を実現するかを、社会と文化の異なる若者との共同生活と対話を通して理解を深め、デンマークの「障がい者」団体の豊富な活動経験にインスピレーションを得て、日本のみならず国際的な場でも活躍しうる、将来の「障がい者」運動のリーダーを養成することを目的としています。


「自立コース」の内容

入学資格
18歳以上 のみ(学歴不問)
期間
秋コース 各年8月上旬 ~ 12月下旬(18~19週間)
春コース 各年1月上旬 ~ 6月下旬(23~24週間)
1年間コース 各年8月上旬 ~ 6月下旬 または 各年1月上旬 ~ 12月下旬
授業内容
下記の内容を予定しています。

自立生活に関すること
エンパワーメントとコミュニケーションの理論
パーソナル・アシスタントの制度と課題
自立生活プログラム・エンパワーメント
バリアフリー住宅
補助器具 新製品と製品開発
職場つくり 包括的な職場
教育 ? 義務教育、青少年教育、高等教育、生涯教育
ITの活用
家族問題 ― 親と障がい児、障がいのある親と子ども
リハビリテーション ? 概念とICF
セクシュアリティ
余暇活動 旅行、スポーツ、音楽・芸術活動、シアター


障がい者として組織と活動に関わるテーマ
デンマークの医療・福祉制度
デンマークの「障がい者」団体の組織
民主的組織づくり 対話と価値観に基づくリーダーシップ、 コミュニケーション
組織と倫理 生命倫理、職業倫理、組織倫理、倫理的価値観
資金集め 事業計画と助成金申請
パブリシティ
アクセシビリティ ― ユニバーサルデザイン
移送サービスと交通
自立生活支援と就学・就労支援
開発途上国援助


普段の授業の他に、学校行事として次のようなものがあります。様々な経験を通して、他の生徒との触れ合いから学べることは多くあります。
研修旅行
毎年、3月下旬と9月中旬の2回、1週間から2週間の海外研修旅行を行ないます。 目的地は東欧、西欧、アフリカ、中南米、アメリカ、日本などです。
イベント
エグモントにはイベント行事がたくさんあります。生徒が主催するイベントやパーティーもあり、にぎやかに一晩中続く事もしばしばあります。


入学までの流れ

留学の意志を伝える
エグモントホイスコーレンもしくは、ネットワークまで!
片岡 豊(エグモントホイスコーレン教員)
dssa@mail.dk
エグモント障がい者留学支援ネットワーク
network@egmont.jp
03-5261-8899(ビネバル出版社内)
→ ホームページのフォームより
課題の解決
経済的なことヘルパーの確保など
エグモントへ受講申請
申請書に記入しEメール又は郵送で手続き
※詳細は受講申請書の注意事項参照
エグモント受講申請書ダウンロード
入学許可証が届く
業料の支払い(1600クローナ/週) 銀行から送金
授業料送金控え(領収書)が、ビザ申請時に必要
日本の各銀行から送金する場合
・銀行名 Den Danske Bank
・支店名 Odder afd
・支店住所 Banegaardsgade 8, 8300 Odder
・口座番号 3644 3653 145 861
・swift : DABADKKK
・IBAN : DK18 3000 3653 1458 61
・口座主 Egmont Hojskolen
学校の住所 egmont hojskolen Villavej 25 , Hou 8300 Odder Denmark
ビザ・パスポートの申請
デンマークに3ヶ月以上滞在するためには必要。デンマーク大使館にて
航空券購入、役所官庁などで各種手続きなど
必要に応じてネットワークがお手伝い。
デンマーク エグモントホイスコーレンへ
・成田または関西国際空港 → コペンハーゲンカストロップ空港 → オーフス駅
・ターミナル3の到着口から正面に見えるDSB(国鉄)窓口にて切符を購入
・カストロップ空港~オーフス駅
・所要時間:約3時間半
・料金   :約325kr


「自立コース」支援ネットワーク

エグモント障がい者留学支援ネットワーク
支援ネットワークでは本人の希望により、エグモント「自立コース」参加実現を支援する活動を行っています。 日本に住む人(特に何らかの障がいのある方)が留学を希望し単独で実現されるためには、経済的負担、介助の必要性や移動に関する問題、帰国後の居住、就労等についての不安等様々な障壁が存在します。
希望があれば、現在日本各地で活躍するエグモント卒業生、経験者が中心となった「支援ネットワーク」がお手伝い致します。 ただしこのネットワークはエグモント・ホイスコーレへの留学を保障するものではなく、安心して留学できる基盤作りと、帰国後の安定した生活基盤作りの実現を留学希望者と共に目指す為のものです。
活動内容
留学希望者のエグモントホイスコーレンへの日本における窓口。
・エグモントホイスコーレンや自立コースの紹介、情報提供
・学校サイドと留学希望者間の連絡調整
・留学希望者のサポート
(1)助成金申請
(2) ヘルパー獲得のサポート
(3) 各種課題の解決や心配事など、メールや電話等で相談
(4) その他
支援の流れ
1、 留学希望受付
留学を決めた時
メールや電話等で、その意志をエグモント(エグモントホイスコーレン教員 片岡豊) もしくはネットワークに伝えます。ネットワークのサポートを希望する場合、その旨も伝えます。

2、ネットワーク内で、窓口となる担当者が決まります。
メールや電話でのサポート開始。
もしくは希望や必要があれば可能な範囲で直接相談に応じます。 自立コースやエグモントホイスコーレン、そしてデンマークのことなど情報提供。 また留学希望者が抱える課題を確認後、ともに対応策を考えていきます。 最短で半年後の留学を目標とし、行動計画を立てます(個人の状況や、課題によって準備期間は異なります)

3、課題解決に向けて、希望者とともに具体的行動を開始します。
助成金の申請・獲得、ヘルパー獲得、帰国後の基盤作り、など

4、課題解決が可能であると判断した時、エグモントホイスコーレンへ入学申請書提出。
申請書記入・送信。必要に応じてサポートします。
エグモントホイスコーレンより受講許可証が自宅に郵送されます。

5、パスポート・滞在許可証(目安・3~4ケ月前に申請)の取得
必要に応じてサポートします。

6、航空券等の予約(3ヶ月前くらい)
役所官庁での各種手続き、荷物等の具体的な準備。 必要に応じてサポートします。

7、渡航。
エグモントホイスコーレンでの生活が始まる。
必要等があれば、メール等を利用しネットワークも相談に応じます。

8、帰国。
報告会で留学報告。
また新生活の基盤つくりに、ネットワークは当事者、その関係者とともに考え動きます
お問合せ

お問い合わせは エグモントネットワークへ お気軽にお問合せ下さい。
→ フォームよりも受け付けています
お問い合わせフォーム

今留学している生徒、今まで留学していた生徒が書いている日記があります。
是非、少しでもここからエグモントを感じて下さい。
→ エグモント生徒の日記はこちらから





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