丁抹よろず帖

北欧デンマークに在住のメンバーから、生活感溢れるデンマークをお届け
2009/07
27

語学学校のクラス



私は今、語学学校に通っている。クラスには20人弱の外国人がいる。生徒間で最初に話されることは、そのクラスの先生の良し悪し。いい先生にあたるかどうかは、結構重要なポイントなのだ。

以前の学校で、この先生の良し悪しのことで、あることが起こった。
授業のやり方が悪い、授業のレベルが低すぎるということに耐えられなくなった生徒たちが、先生を変えてほしいと、学校の校長先生に直訴した。数日後、校長先生とクラスの全生徒が話し合い、最終的には先生が交代することになった。当時私は授業についていくのが精一杯という有り様であったから、同級生たちが計画し、実行するのを目の前で見ていることしかできなかった。でもひとつ確かなことは、この生徒たちが、行動するに至ったのは「実生活におけるdemocracy」ということを聞きかじったからである。「democracy」という大義名分を得て、自分達の問題を解決すべく生徒たちは実行に移したということ。けれど学校も終わりが近づいたある時、校長先生が「あのことはdemocracyなんかじゃなかった。デンマーク人だったらあのやり方はないだろう」と話した。その後、私なりに納得をしたくて、校長先生や他の先生と話したりしたけれど、うまくいかなかったのだと思う。残念ながら、当時の私の語学力で理解し、記憶に残っているのは、この辺りまで。なんとも気持ちの悪い終わりかたかもしれないけれど。

このことは私にとって忘れられないこととなり、現在の語学学校でもあり得る先生の良し悪し、について考えるときに振り返る出来事となっている。
良い先生を追い求めてクラスを変わることもひとつの手だけれど、先生や他の生徒と話をしながら自分達にとっての良い授業を作っていく努力をしてもいいのかもしれないと、考えるようになった。
democracyってなんだろうと考え続けている。でも要するに民主主義は人々が共に快適に暮らしていくための1つのやり方であるわけだから、私も学校で快適に過ごせるよう、まずは努力してみようと思うのだ。そういう姿勢で臨んでみようと思っている。

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