丁抹よろず帖

北欧デンマークに在住のメンバーから、生活感溢れるデンマークをお届け
2006/10
02

施設と仕事内容



9月19日にスト突入してから2週間経ちました。
Riekoさんのブログにも時々載っているのでおわかりのように、一応明日火曜日まで続きます。もしかしたら長くなるかも・・・


この2週間めまぐるしくいろんなことが起こりました。
私自身、同僚、オーフスペダゴッグ、そして波紋は広がりオーフスの老人ホームスタッフ、障害者施設のペダゴッグ、介護スタッフ、オーフス市の福祉課など予算削減でユーザーの待遇が悪化するエリアが賛同して一部ストに参加しました。
先週の水・木曜日は学校の先生が賛同スト。木曜日からは個人の在宅保育所(Dagpleje mor)もスト中です。

オーフスのストはデンマーク各地に広がりシルケボー・オルボーをはじめ、北に南、フュン島、シェットランド島の一部にも及んでいます。



いろいろ状況を書く前に、なぜスト突入になったのかを少し書きましょう。
おおまかには8月26日のブログに書いてあります。

オーフス市は2007年度の予算を大幅に削減する事を国(政府)と同意しました。
子供・青年の部では4億1千万クローナの削減。
それに伴い市がコストダウンの為に提案したのが8月26日のブログにある内容。
予算削減の為に今まで築き上げてうまく運営されている施設のしくみを根底から(というのは大げさか?)変えてしまうような内容です。(それに費やす時間とお金の方がかかると思うんだけど・・・)




具体的に私の施設を例にとってみると・・・
今の施設のしくみは、Leder(リーダー=園長)、その下にSouchef(サブリーダー)。この二人は主にオフィスでのペーパーワークの仕事がある、と同時に子供ともふれあい、子供・親の状況を把握している。
その下に、ペダゴッグが6人と専門知識のないアシスタント、ペダゴッグメデイェルパーが2人。プラス実習生一人(私)




9月17日のブログにちょこっと書いたような一日の内容の他に、この施設ではハワード・ガーデナーの理論、子供の10種類のインテリジェンスを基に、各インテリジェンスを養う目的の活動内容を決めている。それは、社会(福祉)省(?)にあたるものが要求している“Lære Plan”に対応。
それに基づいて各ペダゴッグが専門的に子供の発育をサポートする。
内容は、音楽(歌・楽器)、モトリック(体操、バランス)、ナチュァ(自然とふれあい学ぶもの。ちょっと理科に似てるかな?)、クリエイティヴ(絵画・工作・手芸)、ドラマ(劇・物語)、言葉(アルファベット・話し方)など。
各アクティヴィティが一週間に1〜2時間行われる。
この活動では年少・年中・年長のグループに分かれ大人が2〜4人必要になる。
1つのグループが活動中、残りのスタッフは外の遊び場や別室で残りの子供の面倒をみている。



まだおむつがとれない子もいるのでその世話、昼食・午後のフルーツでの世話、その他に、今4人の障害児がいるのでその子供との個人活動、ペーパーワークなどもある。

その他忘れてはならないのは子供の情操教育。
各子供の今の発達状況、協調性、社交性の観察、問題点、子供とのお話、コミュニケーションを通して理解しサポートしていく。




子供と直接接しないところでは、各子供の個人ブックへの記入。発育状況・問題点・親とのコンタクトと話しあい、同意点も記入する。これはかなり時間が強いられる。
半年毎の個人面談、父母会の準備、サマーフェスト、祖父母会、クリスマス、そのたの年中行事の準備や、子供の誕生日には子供達を連れて行ったりもする。
活動で園外にでたときはデジカメで撮影、プリントアウトして親への掲示板へ。




各施設にはForælder Bestyrelse といって親の代表者数人とスタッフ代表者2人とリーダーからなる運営委員会のようなものがあって、ここで施設の運営、親の希望などを話しあい決めていったりする機関。


大体こんなものかな?



長くなったので今日は現状だけ。次回は何が変るかを書きましょう。

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