ゆたかとエグモント

デンマーク エグモント教員片岡豊によるWEB日記
2009/07
04

還暦



60歳になった。「還暦」というそうだ。そういう言葉があることは知っていたけれど、意味はよく分かっていなかったので、ネットで調べてみた。

「60年で干支が一回りして、生まれた年の干支に戻ることから、「還暦」というようになった。」

還暦には赤色の頭巾やちゃんちゃんこなど着るそうだ。その理由は「かつては魔除けの意味で産着に赤色が使われていたため、再び生まれた時に帰るという意味でこの習慣がある」そうだ。

いや、おめでたい、おめでたい。人生の再スタートというわけだ。そして、そのチャンスを得られることは、本当にありがたいことだ。

今までは、何がなんだか分からずに、ただ「がむしゃら」に生きてきて、たんに年月の流れに流されてきた感があったけれど、これからは、そうではない。

自分という存在を見つめなおし、自分が人として成長するためにはどうしたらよいかを考え、幼児が歩くのを学ぶのと同じように、一歩一歩、踏み出していく。生きるということ、その難しさを感じながらも、一日一日を楽しみながら過ごし始めている。

孫のサミーは2歳だが、サミーは一緒にいる僕たちをよく見ている。孫からコミュニケーションには、目を合わせることがいかに大切かということを学んでいる。

さらに、何をするにも、まず、彼の承諾をうけるようにしている。たとえば、ちょっと手を出すときでも必ず、「ヘルプしようか?」と聞くことにしている。必ず、「イエス」か「ノー」の返事がくる。自分の人生は自分で決めること。それを尊重することが大切なのだ。

このような初歩的なことが、僕にはわかっていなかった。いや、「初歩的」な知識として頭ではわかっていたつもりだったが、それが「基本的」なこととして、欠かせないもの、当たり前のこととして、身についたものになっていなかった。

こうして、還暦を迎えて、孫と一緒に人生を「歩む」ことを学び始めた爺でした。

なんて、書いたものを読んでみると、ずいぶん、ジジイぽっく聞こえるけれど、生命力=エロスは大いにあるつもりだ。



還暦おめでとう!
一足先に還暦になりましたが、また一からって、考えてしまうものです。
お孫さんがいると一緒に育っていけるから、いいですね。
この一年は、いろいろ考えさせられる年でした。
お互いに、ええ爺婆になりましょう!
困ったことに歳を感じないのはなんなんでしょうね?

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