障がい者支援ネットワーク

留学希望者の受付や、留学前の支援をしています。
2007/08
21

DECADE



コースは終了し、一つの節目を迎えた。
僕がここデンマークへ渡り、はじめて涙を流した結末だった。
このブログへのある人からのコメントがそんな自分の原点を改めて振り返えらせた。

私的な内容になるであろう事をあらかじめ詫びておきたい。

僕が編入した大学で勉強をはじめて以降、この世界に入って約10年の月日がたった。
この世界にはいる直前の僕を知る人間は極々限られている。
それは、僕が人生ではじめて努力を覚えた年だった。

それまでの人生。
僕は机上の空論だけを並べ、いつも何かを得るために何かを捨てながら生きていた。
しかし、はじめて育った街を離れて生活をし、新しく僕の周りにいる人達は、新たな自分を見つける鏡になってくれた。

僕は何かを得るために自ら何かを捨てることをやめた。
それでも結果的に失ったものもあった。
でも僕は自分からはあきらめなかった。
このプロセスは僕に大きな自信と経験を与えてくれた。

わずか1年間すごしただけの街だったにもかかわらず、僕は暖かい人達に囲まれ、はじめて自力で道を切り開くことを覚えて、あふれる涙を抑えられずにその街を離れた。

本当に必死にやってたことが一つの結末を迎えた時・・・人は涙を流す・・・
そんなことをはじめて覚えた年だった。。。
それは僕という人間を構成する、一つの大きな大きな大きな財産となった。

僕を苗字で呼ぶのだから、その時僕の周りにいてくれた君なんだろう。
今、僕がこの活動をやれているのは、君を含め、あの時僕の周りにいてくれた人達がいたから。。。
10年の時間を経て改めて・・・

心の底から「ありがとう」

エグモントホイスコーレン
ヘルパーティーチャー  小原 広基

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